シンスプリント
- ダッシュするとスネの内側に痛みが出てしまう
- 運動で走り終わった後にスネが痛む
- 走った後にスネが痛む
- 脛のあたりが腫れている
- 脛の痛みがずっと続いている
シンスプリントとは?|羽村市 まろん鍼灸接骨院
シンスプリントはスポーツ障害の一つであり、予防が可能なスポーツ障害です。ダッシュ・ジャンプ・切り返し・つま先を上げる運動などを、繰り返し過度に行なった結果として、後脛骨筋という筋肉と、後脛骨筋がくっ付いている部分の骨膜に炎症が起き、脛の内側に痛みが出ます。シンスプリントでは特に真ん中より下3分の1の辺りに痛みが出やすいです。
シンスプリントは12〜16歳で発症することが多いです。シンスプリントは男性に比べ女性の方が少し早めに発生する傾向がありますので、中高生で部活などで運動をしていて、スネの内側に痛みを訴える時は、シンスプリントの可能性が高いです。シンスプリントは【脛骨過労性骨膜炎】【過労性脛部痛】などとも呼ばれています。
また、シンスプリントは症状により、以下のステージ1〜4に分類されます。
ステージ1・・・運動時に痛みが出現し、ウォーミングアップにより消失する。
ステージ2・・・ウォーミングアップにより痛みは消失するが、スポーツ終了後に痛む
ステージ3・・・日常生活に支障はないが、スポーツ活動中とその前後は常に痛む
ステージ4・・・局所の痛みは常に存在して、日常生活にも支障がある
シンスプリントの原因とは?|羽村市 まろん鍼灸接骨院
シンスプリントになりやすい人の特徴として、ダッシュを繰り返している・偏平足の傾向がある・浮き指や浮き足の傾向がある・クッション性のない靴をはいている・筋肉が固まっている・体の使い方が間違っている・走るフォームが悪いなどの要因が挙げられます。
特に、シンスプリントになってしまう人は扁平足であることが多いので、扁平足の人は注意が必要です。シンスプリントは後脛骨筋・骨膜の炎症が原因で引き起こされますが、この後脛骨筋は土踏まずの形成に重要な筋肉です。つまりは扁平足の傾向があると、後脛骨筋のハリが強くなり、シンスプリントになりやすいのです。また扁平足の場合、重心が親指側にかかりやすいので、後脛骨筋に負担がかかり、シンスプリントになりやすいのです。
シンスプリントで痛いところに電気を当ててもらったりしても、シンスプリントの痛みがなかなか改善しないのは、後脛骨筋の負担を取るための治療をしていないからです。
適切な施術を行わないと治りが遅くなるだけでなく、運動に復帰できず筋力が衰えてしまい、繰り返し痛みがでて、疲労骨折を起こしてしまうこともあります。
羽村市のまろん鍼灸接骨院では、シンスプリントからくる痛みの除去はもちろんのこと、シンスプリントが再発しないようにするために、筋肉の調整、体の使い方の指導もしてまいりますので、シンスプリント治療は羽村市のまろん鍼灸接骨院にお任せ下さい!
シンスプリントは疲労骨折にも繋がります|羽村市 まろん鍼灸接骨院
シンスプリントは骨膜に炎症が起きるため、放っておくと疲労骨折を起こしてしまうこともあります。シンスプリントはなかなか痛みが引かず、治療をしながら運動を続けることも多い疾患です。しかし、痛みを引きずったまま運動を続けていると、疲労骨折という重大なけがに繋がりやすい疾患です。部活やクラブチームでの活動に支障が出るからと、放置してしまうと最悪な結果になりかねませんので、しっかりとした治療を施すことが大切です。
シンスプリントになってしまったときの自己ケア|羽村市 まろん鍼灸接骨院
・足底部のケア、青竹踏みなど足底のマッサージ
・足の甲側の指の間をマッサージ
・運動後、痛みのある部分へのアイシング
・体幹のトレーニング
シンスプリントになったらやってほしくないこと|羽村市 まろん鍼灸接骨院
・痛みを我慢して酷使し続けること
(シンスプリントが重度になると疲労骨折につながります)
・痛みがある部位を温める事
・自己判断での運動再開
もしシンスプリントになってしまったり、もしかしたらシンスプリントかもと思ったら是非一度羽村市のまろん鍼灸接骨院までお尋ねください!
その他腰痛や肩こり、膝の痛みでお悩みの方も是非羽村市のまろん鍼灸接骨院まで!
シンスプリントのQ&A
シンスプリントとはなんですか?
シンスプリントとはオーバーユース障害の一つで、繰り返しのランニングやジャンプ動作を過度に行った時に発症しやすい疾患です。
シンスプリントはどのくらいで治りますか?
症状の程度にもよりますが、スポーツを制限すれば1〜2週間程度で症状が改善すると思います。
制限が難しい場合は早い方だと1ヶ月程度、長くかかる場合は1〜3ヶ月程度かかる場合もあります。
シンスプリントはどこをマッサージしたらいいですか?
シンスプリントは後脛骨筋という筋肉をマッサージすることが大事です。
後脛骨筋はふくらはぎの中心に左右の親指を添えてもらい、硬い場所を探します。
そこをゆっくり揉み込むと後脛骨筋をマッサージすることができます。
疲労骨折とシンスプリントの違いはなんですか?
簡単な見極め方ですが、2つとも負荷が原因で起こっていることは間違いないのですが、疲労骨折では身体の狭い範囲に痛みを感じます、シンスプリントは広い範囲で痛みを感じます。
しかし、ご自身で判断せず、一度まろん鍼灸接骨院にご相談ください!!
シンスプリントのアイシングはどこをすればいいですか?
シンスプリントは脛を構成する骨膜が炎症することで起きてしまうのでアイシングが有効です。
アイシングは脛の内側にして15分〜20分行っていただきそれを3回ほど繰り返してください。
シンスプリントの豆知識
ランナー(長距離選手)の方の発生頻度が高く、その20〜50%に発生すると言われています。
そのほかに多いスポーツはサッカーやバスケットボールなどジャンプや走ることが多いスポーツです。
中学、高校生の選手に最も多く発症し、脛の痛みを訴えたら高確率でシンスプリントを疑います。
執筆者:
まろん鍼灸接骨院 院長 栗本 麗矢
(治療家歴12年)
東京都羽村市のまろん鍼灸接骨院です。当院は手技中心のじっくり時間をかけた治療を行っております。サラリーマンやOLの方から、ご高齢の方、スポーツ選手まで幅広い患者さんにお越し頂いています。症状や年齢に応じてお一人お一人に適した施術を行ってまいります。「生活の質」の向上や骨折からの機能回復、早期スポーツ復帰など、目的ごとに施術法を変え、様々な患者さんに対応しています。痛みのある部位だけにとらわれず、身体全体を見るのも、当院の特徴です。 その他、骨盤矯正や鍼灸治療、交通事故治療、酸素カプセルなども取り扱っておりますので、お気軽にお越しください。お待ちしております。