羽村市でタナ障害でお悩みならまろん鍼灸接骨院へ｜羽村市のまろん鍼灸接骨院

タナ障害とは膝滑膜ひだ障害といい、滑膜ひだと呼ばれる膝の内側に存在するひだが炎症してしまっている状態です。

膝の内部には関節腔という空間があり、滑膜ひだという膜のような壁が存在します。滑膜ひだとは、膝を円滑に動かせるようにするための「滑液」と呼ばれる液体を作っている膜状の組織のことをいいます。

滑膜に炎症が起きてしまうと、膝を動かしたときに滑らかに動かすことができなくなり、痛みを感じてしまいます。

膝のお皿の骨である膝蓋骨と大腿骨の間にあるひだは、物を乗せる棚のように見えるためタナと呼ばれるようになり、その部分に炎症が起きた状態がタナ障害です。

タナ障害になってしまう原因は、膝の曲げ伸ばしや捻る動作を繰り返し行うことで、滑膜ひだが膝蓋骨と大腿骨の間で擦れて炎症が起きてしまうことです。

タナ障害は膝の曲げ伸ばしを頻繁に繰り返すスポーツによく見られます。

しかし、スポーツをしてない方でも曲げ伸ばしや捻る動作を繰り返し行うことが多い場合はタナ障害になる可能性があります。

また、太ももの前側の筋肉が疲労してしまっていると筋肉が硬くなってしまい、タナの摩擦や負担が増えてしまいます。するとタナ障害になってしまうリスクが高くなります。

タナ障害の初期症状は、膝を曲げ伸ばししたときに、ポキポキ音がなったり膝の不安定感、動かしにくさです。

また、膝のお皿の骨である膝蓋骨の内側や下側に痛みが出ることが多いです。

タナ障害を放置してしまうと、徐々に膝がぐらぐらする感じや不安定感が出てきます。そして、動かせる範囲が減っていき、制限がかかるようになってきます。

最終的には、歩行時に膝崩れ（急に膝に力が入らなくなること）などが起こる場合があります。

タナ障害を見つける方法としては、膝の内側に親指を当て、この状態で膝を曲げ伸ばししてもらいます。この時にポキポキという音や引っかかり感などを感じた場合はタナ障害の可能性があります。

タナ障害と鑑別が必要な疾患で「半月板損傷」というものがあります。

症状的にも似ているため勘違いしやすいですが、しっかりとした鑑別が必要です。

半月板損傷とタナ障害の見極めは各徒手検査を用いて判別します。

タナ障害の治療法とは？

羽村市にあるまろん鍼灸接骨院ではタナ障害の治療として、炎症が起きていれば痛みを落ち着かせるためにアイシングや、痛みを取ることに特化したHV（ハイボルテージ）治療を行います。炎症や痛みが落ち着いてきたら、タナ障害の原因として太ももの筋肉の硬さが関係しているので、太ももの筋肉の硬さを取り除くために、指圧による筋肉調整や電気治療、鍼灸治療をしていきます。

それに加えて、根本的原因の改善として骨盤矯正をオススメしています。骨盤とは体の土台となる部分です。その土台に歪みが出ると、体全体のバランスが崩れてしまい、片方の膝に過度な負担がかかってしまいます。

歪みを治すことによってバランスが改善するため、タナ障害の症状を和らげることが可能です。

〜最後に〜『快適な日常生活を送るために』

羽村市にあるまろん鍼灸接骨院ではタナ障害だけでなく腰痛や肩こり、膝の痛みなど様々な体の不調に対して、痛みを誤魔化す治療ではなく痛みを繰り返さないための根本的治療（改善）を目指しています。

骨盤の歪みがあることで身体のさまざまな部分に負担がかかることで筋肉が緊張し、痛みや不調を伴います。そのため骨盤矯正をして負担のかかりにくい体づくりを行い、筋肉調整により痛みを抑えていきます。

当院の骨盤矯正は「バキバキ」とはせずソフトな手技で行いますので、お子様から高齢な方まで安心して体験していただけます。

さらにEMS（インナーマッスルトレーニング）で寝ながらにして使えていない筋肉をつけるためのトレーニングも行い、快適な日常生活を送って頂けるようにお身体のお悩みを改善していきます。

羽村市まろん鍼灸接骨院ではタナ障害に限らず、他にもお身体の不調やお悩みがありましたら、羽村市で人気の整骨院、まろん鍼灸接骨院にお気軽にご相談ください。

タナ障害のQ＆A

タナ障害は温めたほうがいいですか？

基本的に運動時の痛みは冷やすことをオススメしますが、私生活での痛みは温めてあげることが効果的です。また痛みがある時はスポーツを中止した方がいいでしょう。

タナ障害にならないように予防はありますか？

予防としては、運動する2時間ぐらい前から温めてあげることが大切です。
太ももの前の筋肉が硬くなってしまうと膝回りに負担がかかりやすくなってしまうので、ストレッチなども効果的です。

タナ障害はどれくらいで治りますか？

タナ障害の治療期間ですが、大抵の場合は激しい運動を控えたり、安静にすることで症状は2ヶ月ほどで改善します。

タナ障害は放っておいても大丈夫ですか？

タナ障害は、放っておいて痛みが引くものではなく、徐々に症状が悪化したり、私生活に支障が出てしまう場合があります。
なので、早めに治療を開始することをオススメします。

タナ障害に好発年齢はありますか？

タナ障害の好発年齢は、12〜18歳です。運動を行う中高生に発生することが多いです。

タナ障害の豆知識・雑学

タナ障害は中高生に多い疾患ですが、膝関節の関節包の内側に約50%の方が「ひだ」を持っているとされています。