成長痛
- ・病院で成長痛と言われた
- ・夜になると関節が痛い
- ・突然膝や太ももが痛くなる
- ・怪我をした記憶は無いのに、脚が痛い
一つでも上記の症状に当てはまる方がいましたら羽村市にあるまろん鍼灸接骨院までご相談ください。
成長痛とは?|羽村市 まろん鍼灸接骨院
成長痛とは、幼児から成長期にかけて起こる身体の痛みの中で、明らかな原因がわからないものや疾患ではないものを指します。
ですが、成長痛が起こる時期と同じ頃に起こりやすい疾患も含めて、広く成長痛と呼ばれることもあります。
成長期の子供の骨は完全な骨にはなりきっておらず、軟骨が骨に少しずつ変わっていくことで成長していきます。その軟骨部分が筋肉によって引っ張られ続けることで炎症を起こし、痛みが出る疾患を骨端症といいます。
骨端症の代表的な例として、膝の「オスグッド・シュラッター病」や踵の「セーバー(シーバー)病」などがあります。これらはスポーツをされているお子さんによく見られる疾患で、ジャンプ動作やダッシュ動作が繰り返されることで、筋肉が骨を引っ張り、炎症を引き起こします。
初めのうちは運動を続けられない程の痛みではないですが、運動を続けて過度な負荷がかかったり、適切な治療を受けずにいると痛みはどんどん酷くなってしまいます。
成長痛は下肢に出ることが多く、骨端症も膝や足部に出ることが多い為、混同されてしまうことが多いですが、しっかりと鑑別をして症状に合った治療をしていく必要があります。
成長痛には明確な診断基準がなく、骨端症などの他の疾患が当てはまらない場合につく名称です。
特に痛みと一緒に発熱がある場合、他の疾患が隠れていることもありますので、整形外科の受診をお勧めしています。
不安な点がありましたら、一度ご相談ください。
成長痛になる原因とは?|羽村市 まろん鍼灸接骨院
成長痛は、骨端症など明確な原因が分かっている疾患とは違い、なぜ起きるのか仕組みは完全には分かっていません。
ですが、いくつかの要因が考えられると報告されています。
一つ目は、たくさん動く事での疲労です。まだ成長途中の身体に、日中たくさん走ったり動き回ると、筋肉に負担がかかり疲労が溜まるので、足の痛みやだるさにつながると言われています。
二つ目は、生活環境の変化などのストレスも関係していると言われています。
成長痛になる子どもは、年齢的に入園や入学など、生活環境や生活のペースが大きく変化します。また、長子やひとりっ子に多く見られるという報告もあり、次子の誕生によって生活が変化する事がキッカケとなる場合もあるようです。
成長痛の症状とは|羽村市 まろん鍼灸接骨院
成長痛では、膝、ふくらはぎ、すね、足首、太ももなど下肢に痛みが現れます。
痛む場所は、いつも同じではなくその時によって変わることもあります。痛い場所を押しても痛みが強くなったりせず、腫れもありません。
夕方〜夜や朝方に痛みを訴える事が多く、ほとんどの場合、痛みが長く続くことは無く数時間以内に治ります。
このような症状が2週間〜1ヶ月ほど続いた場合、成長痛が考えられます。
成長痛の治療法とは?|羽村市 まろん鍼灸接骨院
まずは、成長痛の原因である筋肉の柔軟性を改善することが大切です。筋肉の柔軟性は鍼治療や手技療法などで改善していくことができます。また治療を受けることに加えて、自分自身でストレッチをすることも成長痛の治療として大切になります。
成長痛は3歳〜12歳くらいの成長期の子供に多く起こります。
なかなか自分で成長痛の痛みを言い出せなかったり、病院などに行くことを嫌がって成長痛の痛みを隠そうとする子もいます。成長痛は早めの治療が大切ですので、周りの大人達が痛みに気づき、治療を早めに始めてあげられるように日頃から注意して見ていてくださいね。
成長痛でお困りの方、その保護者の方は是非羽村市のまろん鍼灸接骨院までご相談ください。
成長痛Q&A|羽村市 まろん鍼灸接骨院
成長痛は何歳まで?
成長痛とは、3歳から12歳くらいのお子さんに起こる症状を言います。
成長痛とは?
3歳から12歳頃の成長期の子どもに起きる脚の痛みとして使われている言葉で、正式な疾患名ではありません。幼少期の繰り返す脚の痛みで、骨や関節部分に原因となる病気などが無いものの総称として使われます。
成長痛(オスグッドやセーバー病ではないもの)の診断方法は?
下記の条件が当てはまると成長痛の可能性が高いです。
・痛みが8時間以上継続しない
・痛みのない時間も多い
・圧痛や腫脹などの異常所見がない
・レントゲン写真に異常がない
成長痛が多い場所は?
成長痛は膝に最も多いですが、太もも、ふくらはぎやすね、足首などの膝以外にも起き、痛みの出る場所はいつも同じではなく、日により異なる事もあります。
成長痛は将来的に問題を起こしますか?
成長痛では後遺障害の報告はありません。小学生以降痛みは自然と消失していきます。
成長痛の豆知識|羽村市 まろん鍼灸接骨院
骨が伸びてる痛み!?
成長痛はよく勘違いされますが骨が伸びる時の痛みではありません。
骨が成長の際に痛みを出すことは医学的にはありません。
成長期のお子さんに起こる痛みなので成長痛と呼ばれています。
執筆者:
まろん鍼灸接骨院 院長 栗本 麗矢
(治療家歴12年)
東京都羽村市のまろん鍼灸接骨院です。当院は手技中心のじっくり時間をかけた治療を行っております。サラリーマンやOLの方から、ご高齢の方、スポーツ選手まで幅広い患者さんにお越し頂いています。症状や年齢に応じてお一人お一人に適した施術を行ってまいります。「生活の質」の向上や骨折からの機能回復、早期スポーツ復帰など、目的ごとに施術法を変え、様々な患者さんに対応しています。痛みのある部位だけにとらわれず、身体全体を見るのも、当院の特徴です。 その他、骨盤矯正や鍼灸治療、交通事故治療、酸素カプセルなども取り扱っておりますので、お気軽にお越しください。お待ちしております。